先生、かっこだけでもお願い・・・

ガラス扉を挟んで受付嬢と目が合い驚かれる
毎度、毎度の井上です・・・
きっとまた来たと思われてる

「あらー、ひどいですねぇ」と言われながら受付をして
呼ばれて診察室に入って挨拶する
「あー、はいはい」と先生がちらっと見てマスクをする

「私ね、先生の顔見たくて冷やかしにきたわけじゃないんです」必死で言う
かすれて、どうにも声にならないけど。

「わかっとるわ、あんさん、この前に背中が痛いってのはどうした?」

先日ギックリ背中になり、初めて背中に注射をうったのだ
それはもう、完治したけど11月からすでに5回目。
気がつけば「あんさん」とよばれている

初回はアレルギーと思い込み、慢性鼻炎になり
子供たちと予防接種に2回
自転車が原因のギックリ背中で行って
今回は咽頭炎で声が出ない

毎週のように通うからか、医師としての確かな見立てか・・
痛み止めを処方する際にも、「あんさん、胃の方は平気やな?」と断定された
 
薬の処方で「粉も玉も大丈夫か?」 →はい、私の喉を通らないヤツはいませんと返事をする

のどにはうがいが一番だからと先生が言う
 「あんさん、イソジン大丈夫か?」 →はい、なにジンでも大丈夫ですと返事をする

 「ほうか、ほうか」と先生(私にはそう聞こえる)

松本平の医師には聴診器で胸の音を聞くのを
 →「通称:モシモシ」で通じるが、関西方面からきた先生には通じなかった
予防接種のとき、のどを見る「通称:アーン」だけでもしてと頼むのに、通じない

子供が騒いでも、あやすこともせずガンガン打つ
注射針がシナッてたからね

 「先生、モシモシだけ、アーンでもいいから、かっこだけでもしてください」
ってお願いしてもダメだった

子供はいつもの段取りを踏みながら、覚悟するのに・・・

でも、きれいだし。あまり待たないでも診てもらえるし。
診察は確かだと思う

「先生、子供の手前、母親が単独で風邪をひいたって不味いんです」
 「せやろね」と先生
 「(咽頭炎 イントウエン)っていうとき」と教えられる
「ナイス!です。先生!」言うと、「あまりしゃべらんとき」と先生(-“-)

おもしろいでしょ?
安曇野市堀金にできた新しいお医者さんです

帰りにお会計しながら「ここ来院ポイント制にして」と言ってきた
  
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明日は、信州新町に行くので事務所に帰るのは夕方です
電話は転送になっているのですが、井上とは会話になりません

すみませんが、FAXかメール対応が嬉しいです